日本の独島挑発に米国、正しい名前呼べずに言葉に注意
米国、韓米日協力体制の前に突発変数
「独島」、「竹島」でもなく「リアンクール岩礁」命名
日本政府が独島は日本領土と記述した教科書挑発に対し、米国も困惑している。
北朝鮮の核問題解決に向けた韓米日3国の協力を強調していたところ、再び起こった韓日間の歴史葛藤にどうすることもできない状況だ。
先週の北朝鮮のミサイル発射後、米国務省の大きな関心事の一つは、北朝鮮問題だ。
今週後半、ワシントンで韓米日3国の国家安保補佐官会議も招集された。
バイデン政府が作成している新しい対北朝鮮政策案について意見を交換する場だ。
29日(現地時間)、アントニー・ブリンケン国務長官も国連安保理会議直後、北朝鮮ミサイル発射に対して韓米日3国の「緊密な協力」を強調した。
「米国と韓国、日本はこの挑発に対抗して韓半島非核化を進展させるという約束に対して団結していると思う」「北朝鮮が提起した脅威を減らすために北朝鮮に接近するという私たち3ヶ国の決議を揺さぶるのに何の効果もない」と述べた。
このような雰囲気のためか、国務省報道官室は30日、日本の教科書挑発に対する韓国メディアの質問に対して明確な立場を示せなかった。
報道官室が明らかにした立場は次の通り。
「日本と韓国が歴史的な事案などにおいて持続的な解決策を保障するための議論を続けることを促す」「米国と韓国、日本の強固で効果的な三国関係は我々の共同安保と共同利益にとって非常に重要である。」
立場表明文には「独島」名称も、「竹島」名称もなく「リアンクール岩礁」という別称を使用した。
先週の北朝鮮ミサイル発射の時もそうだった。
米国防部が、北朝鮮がミサイルを「東海へ発射した」と表現した後に、日本の抗議を受けた後、さらに言葉に注意している様子だ。
両国の歴史問題を中間に仲裁しても適切でない状況で激化させては、さらに困難であるためだ。
米国としては、うちの裁判部の徴用の判決、続いて発生したハーバード・ラムザイヤー教授の慰安婦歪曲に続き、今回の日本の教科書挑発は、また他の突発変数であることがはっきりしている。
北朝鮮の核問題に先立ち、韓日葛藤仲裁というさらなる高次方程式を解かなければならない立場だ。
Source: かんこく!韓国の反応翻訳ブログ